東中野で人気のレストラン「ターブル・ド・ペール」(中野区東中野4、TEL 03-3371-4633)が2月28日、3周年を迎える。
同店は店主の宮坂賢(ただし)さんが大手レストランチェーンと大手インテリア会社双方で商品企画や開発を行ってきた経験を武器に脱サラ、3年前に東中野で開業した同店に続き、昨年4月にはJR中野駅南口徒歩1分のところに2号店を開店している。
宮坂さんは「インテリア会社時代に某国で家具の製作などを行っていた時、安全で安心でおいしい食事がほとんど食べられず、その時レストラン開業の思いが強くなった」と話す。
こだわっているのは「食材」。安全かつ国産を求め、買い付けをしている。カキは瀬戸内から毎日取り寄せ、野菜はオーガニック。「空間づくり」にもこだわりを見せ、カウンターには50年物の京都産古木、スツールにはイギリスのチャーチチェアをセレクトし、全て木目調で統一している。
店名の「ターブル・ド・ペール」はフランス語で「お父さんの食卓」という意味。「日曜日に家族で囲む温かい食卓をイメージした。スロードリンク、スローフードを意識した空間で、おいしい料理と家族的なおもてなしで、幸せな気持ちになってもらいたい」と宮坂さん。
3周年記念として、今月26日~28日にはスペシャルディナー3,500円コースと4,500円コースの2種類を用意。シェフの野中丈平さんは「この東中野で3周年を迎えられることに感謝。幸せな時間を過ごしていただけるよう最高の食材と最高のおもてなしで恩返ししたい」と話す。詳しい内容は同店ホームページで確認できるほか、予約客には食前酒をサービスする。
営業時間は、ランチ=12時~14時、ディナー=18時~22時(以上ラストオーダー、ランチは通常メニュー)。月曜定休。