中野マンガ・コート(中野区中野3)で4月29日、漫画・アニメ・特撮・TOYなどに関する資料系同人誌の展示即売会「資料性博覧会06」が開催される。主催は漫画古書をはじめ、アニメや特撮関連資料などを扱う「まんだらけマニア館」。
2009年11月に始まった同イベントは今回で6回目。これまでまんだらけが拠点を構える「中野ブロードウェイ」(中野5)内の同社倉庫などを会場としてきたが、中野マンガ・コートで開催するのは初めてとなる。
販売する同人誌は、研究を目的とした批評、考察、論文などを資料化したもので、リストデータ、アーカイブ、イラストや漫画など手法は自由としている。直参26サークル、委託9サークルの合計35サークルが参加予定。会場を広くしたこともあり、来場者は前回の約350人より増える見込み。
会場となる同施設は、2011年10月に開設。タイケン学園グループと中野区との官学連携事業で、中野駅南口近くに情報発信拠点として、漫画・アニメ・コミック・イラストなどのポップカルチャーをはじめ、演劇・声優・音楽・ダンス・現代アート・映像・芸術全般などの教育プログラムを提供する。タイケン学園のほか、マンガスクール中野、東京工芸大学なども協力団体として名を連ねている。
開催時間は12時~16時。入場無料。