今年4月、中野区鷺ノ宮にオープンした古民家シェアサロン「ASAGORO」(中野区若宮3)で5月11日、女性カメラマンが女性を中心とした被写体を撮影した写真展が開催される。
「女の子の女の子による女の子のためのポートレート集」として、「幻だったのかもしれないし。」と題する同展では、高野美香さん、前田千明さん、ナラサキアケミさん、渡部梓さんの4人の女性カメラマンの作品を展示。阿部麻美さんによるイラストも展示する。「女性が、女性にしか見せない表情を捉えた作品」が並ぶ予定。
展覧会のネーミングは「たった1日限りの展示会、どこかへ迷い込んできてしまったような、でもあっという間にたち消えてしまう時間。あれは幻だったのかも」と思ってもらえたら、と主催者5人で考えたという。
来場者の中で希望者にはインスタント写真による撮影も行う(女性限定、無料)。ほかに、持ち寄り古本市やケータリングサービスも展開し、コーヒーや紅茶などのウエルカムドリンク、マリネ、パテ、リゾット、パスタ、スコーンが無料でオーダーできる。
会場となる同サロンは1700年ごろに現在の敷地(旧中野区鷺宮)に建てられた民家から数えて第14代の棟主「浅五郎」が1922(大正11)年5月に建てた民家を改修した共同スペース。古民家で「オトナ磨きをする『オトナノコミンカ』」がコンセプト。シェアスペースは10畳と8畳の2部屋、エアコンや照明などは部屋ごとに完備、キッチンやトイレなどは共同スペースとして利用する。
開催時間は11時~18時。入場無料。同サロンのサービス内容や料金は公式ホームページで確認できる。