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明治大と帝京平成大、中野校開校記念講演-新「大学街」誕生へ

中野四季の都市(まち)に開校した明治大学(左)と帝京平成大学中野キャンパス

中野四季の都市(まち)に開校した明治大学(左)と帝京平成大学中野キャンパス

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 中野四季の都市(まち)エリアに今年4月に開校した明治大学と帝京平成大学が合同で5月25日、中野キャンパスオープン記念講演と合同シンポジウム「大学街の誕生」を開催する。会場は帝京平成大学中野キャンパス225教室。

講演のポスター

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 明治大学中野キャンパスは、同大学としては第4のキャンパスで、1951(昭和26)年の生田キャンパス開校以来約60年ぶりの新拠点。「国際化、先端研究、社会連携の拠点」に位置付け、約1万6000平方メートルの敷地に2学部と複数の研究科、研究機関が入る計画。生徒数は初年度約2500人。学部は国際日本学部、総合数理学部。大学院は国際日本学研究科、先端数理科学研究科、理工学研究科新領域創造専攻、理工学研究科建築学専攻国際プロフェッショナルコース。研究機関は先端数理科学インスティテュート(略称MIMS)。

 帝京平成大学中野キャンパスは、同大学としては第5のキャンパス。「実学」を重視した新拠点として位置付けており、約1万6000平方メートルの敷地に3学部と大学院が入る計画。転入予定の学部は薬学部、現代ライフ学部、ヒューマンケア学部看護学科。大学院は薬学研究科、環境情報学研究科で、学生数は初年度約5500人を予定。5月14日から親子広場「プリプリキッズ・ユニバ」を学内に設けて地域の子育ても応援している。

 変貌を遂げる中野の街において「大学の果たす役割、新しい教育のスタイルとは何か」を問い、地域の発展に貢献するために、それぞれの大学が有する資源の活用法について講演する。第1部は、明治大学国際日本学部教授の横田雅弘さんが「学生参加とまちづくりと新しい教育の形」、帝京平成大学現代ライフ学部教授の中嶋勝彦さんが「ようこそ中野へ」とそれぞれ題し、講演する。第2部は、第1部の横田教授と中嶋教授に田中大輔中野区長を加え、合同シンポジウム「大学街の誕生」と題し、来年開校の早稲田大学国際コミュニティプラザも含めたこの地の大学の役割や地域の期待などを話し合う企画となっている。

 開催は13時30分~16時。参加無料。先着300人事前予約制で、明治大学「リバティアカデミー事務局」(TEL 03-3296-4423)に電話で予約連絡するほか、明治大学リバティアカデミー公式ホームページから予約する。

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