3月から5月下旬にかけて中野セントラルパーク(中野区中野4)サウス棟に国内グループ本社機能を集結したキリングループは5月17日、2階エントランスホールに「KIRIN Communication Space ココニワ」をオープンした。
さまざまな色や形の椅子が並んでいる「クリエイティブテーブル」と大型ビジョン
同グループの誕生から現在までの歩み、未来やビジョンについて展示・紹介、来場者とのコミュニケーションの場として開放する。スペース内に設置する自動販売機で飲料を販売し、来場者が「食」に関する書籍などを自由に楽しめるエリアも用意している。
スペース名の「ココニワ」は、「お客さまや地域、従業員全員の『心がつながる庭』でありたい」という願いを込めて命名したという。内装はナチュラルカラーを基調にカラフル、多様な形状の展示で、「みずみずしさや躍動感、多様性を表現し、自然や人と人のつながりを連想させるよう工夫した」。広さ約280平方メートル。
展示は、ものづくりを紹介する「ガーデンテーブル」、生活シーンをインテリアや画像を用いた演出で表現する「ライフスタイルコーナー」、商品のパッケージデザインやECO容器開発への取り組みをパネル形式で展示する「デザイン&テクノロジーウォール」に加え、サッカー日本代表のサインユニホームやトロフィーなども。ハートの付箋紙に書かれた社員の希望や夢、思いなどが貼られているたまご型「KIRIN’s HEART」も設置する。
大型ビジョンに映し出す参加型コンテンツ「みんなでつくろう キリンこれからの国」では、テーブルに置いたタブレットからアンケートに答え、約25種類のアバターを選んでコメントを入力すると「これからの国」に住人登録ができるという。
同スペースを担当した同グループ広報担当の西前さんは「ココニワを通じてキリンをもっと知って頂くと共に、お客さまと交流することで何か新しいものが生まれるかもしれない、と考えて企画した」と話した。
開館時間は9時~17時30分(土曜・日曜・祝日、同社休日は休館)。入場無料。