なかのZERO(中野区中野2)西館2階で6月22日から2日間、子育てをテーマとしたイベント「第1回なかの育フェス」が開催される。
同イベントは「中野まちエンガワ・プロジェクト」や「子育て支援はぴふる」などの団体が中心となり、「年間出生数が約2000人の中野区の中で幸せな子育てができるように」と企画。同区内の子育てコミュニティーと子育て中の家族をつなぐことをコンセプトとしている。
東京こども図書館や区内の子育て支援NPO団体など約30以上が参加し、子連れ可能なカフェや美容院などの地図作りや、手作りでおもちゃを作るワークショップ、親子で楽しめるジャズやフラダンスのステージなどを予定している。
児童館・保育所・幼稚園・福祉施設・音楽ホールなどで、ママと子どもたちに「音楽の楽しさ」を教えている同区内のボランティア団体「おたまじゃくし」は、子連れでもジャズが楽しめる企画を展開。手遊びのほか、パーカッションなどを配って一緒に演奏ができるよう工夫する。
同イベントは東京おもちゃ美術館主催の移動おもちゃ美術館「グッド・トイキャラバン」館長の曽我部晃さん、ドンキー劇場の中村信子さん、子育て支援はぴふる代表の村松広美さんが中心となり企画がすすめられていて、村松さんは「中野区内のパパママが、より快適に子育てできるようにみんなで話し合って相談した結果がこのイベントを生んだ。イベントを通じて同じ悩みの人やコミュニティーがつながり、少しでも何かが解決できたり楽しくなったりしてくれれば。今回が1回目となるが、決して一過性のものとせず、人と人、人と地域を結ぶ子育てを軸に置くコンテンツの充実と拡大を目標に、6年をかけて取り組むつもり」と話す。
開催時間は、22日=11時~16時、23日=10時~15時。入場無料。