中野セントラルパーク近くにあるイタリア料理「Trattoria Il Fornello(イル フォルネッロ)」(中野区中野4、TEL 03-3387-5210)が7月24日から8日間、シチリアフェアを開催する。
同店は中野サンプラザ横のケヤキ並木通り沿いにあり、ローマ出身のオーナーシェフ、フランコ・カンツォニエーレさんが1998年にオープン。イタリア政府公認のイタリアホスピタリティー国際認証マーク「Ospitalita' Italiana」の称号を持つレストランで、旬の食材を使った「頑固」な郷土料理と、ソムリエ厳選のワインの店。
同店ではほぼ毎月前後半の2回、過去には「白トリュフフェア」「サンドローネメーカーズディナー」などイタリア食材やワインに関する企画イベントを行っていて、今月21日までは「イタリアのモツ祭り」。次回は「シチリアフェア」を開催する。
「シチリアの郷土料理を食べつくす」と題し、「イワシのベッカフィーコ」「生ウニのパスタ」「カジキマグロソテー」「カポナータ」「アランチーニ」などシチリアの代表的な料理のほか、「カンノーリ」「カッサータ」「ビアンコマンジャーレ」などのドルチェも用意し、前菜、パスタ、メーン料理のコース「シチリアンプリフィックスコース」(5,250円~)として提供する。前菜やパスタ、メーン料理はアラカルトでも準備する。
フェアの目玉として、シチリアワインの実力を世界に知らしめたとされるスーパーシチリアワイン「タンクレディ」のマグナムボトルのオールドヴィンテージ(1996年)をバイザグラスで提供、現行マグナム(2008年)との飲み比べをセット価格(2,800円)で提供するほか、シチリアワインバイザグラス(735円~)も。
ソムリエの鈴木昌城さんは「ゴッドファーザー、ニューシネマパラダイス、グランブルーなど、名作映画の舞台にもなっている地中海最大の島『シチリア』。美しく真っ青な地中海に思いをはせながら、豊富な海の幸を使ったシチリアならではの郷土料理と、太陽をいっぱい浴びた陽気なワインで猛暑を吹き飛ばしていただければ」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30~14時、ディナー=17時30分~22時(以上ラストオーダー、イベントメニューはディナーのみ)。31日まで(29日休み)。