中野セントラルパーク（中野区中野4）で8月3日、中野の「おいしい」と「楽しい」を集結したマーケット＆カーニバルイベント「なかのアンテナマーケット」が開催される。主催は、なかのアンテナストリート実行委員会。

キッズ向けワークショップ（イメージ）

　同イベントは、中野区内から集めた「中野の名産品」など紹介、販売、披露する企画。同区内事業者、団体、芸能活動者らに商品販売、企画や芸の披露の場を与えることで産業の活性化を図るとともに、同区のブランド力の向上や中野を広く知ってもらうことを目的としたイベントで、今回が第1回となる。

　当日は、区内事業者の出店によるマーケット（即売会）、区内外のパフォーマーなどによるステージショーやパフォーマンス、区内活動団体などによるワークショップや体験会、区内事業者による商品発表、試作、試食、試飲会などを予定し、今後は毎月第1土曜に開催することも決まっている。

　会場では、フジキン光来（沼袋2）の中野の逸品グランプリ受賞「豚まん」などの冷凍食品、激安ショップとしてメディアにも多く取り上げられている土橋商店（新井3）の衣料品、先日キリンが発表した「ナカボール」の割り材「ハイ辛」も製造販売している東京飲料（新井4）のラムネなどを販売するほか、区内で「ママ」を中心に活動している「ココ×ラク」のキッズ向けTシャツ作りや明治大学有志による画用紙とセロハンを使った工作などの子ども向けワークショップも展開。

　ステージも用意し、中野区観光大使でミュージカル女優でもある折井理子さんの生歌披露、区内のお笑い事務所「オフィスバード」から漫才コンビ「かつおぶし」「パーラメント」「ハイウエスト」が漫才を披露するほか、大道芸人によるパフォーマンスや人気アートキャンディーショップ「パパブブレ中野」からキャンディーのプレゼント（数量限定）、整理券配布で先着20人に土橋商店「名物の衣料つかみ取り」企画も。

　実行委員長であり、中野区観光協会理事長の宮島茂明さんは「中野には誇れる産業や商品、活動や芸など、まだまだたくさんの埋もれたものがあり、この『なかのアンテナマーケット』という劇場を用意した。そして『若手を育てる街』の文化を継承し、才能や技術の発表・発信の場として機能させ、中野のブランド力の向上や才能の育成に結びつけたい」と意気込みを話す。

　開催時間は10時～15時。8月3日以降、毎月第1月曜開催予定だが、詳しくは中野区観光協会のホームページで確認できる。