中野・沼袋氷川神社(中野区沼袋1)で9月8日、「ヌーノジャズフェスタ」が開催される。主催は沼袋・野方まちおこしジャズ実行委員会。
6回目を迎える同フェスの今年のテーマは「ジャズの楽園『TANADA(棚田)』への旅」。高台にある同神社の境内を「天空」に見立て、3つの「棚田=楽園」を演出する。社殿前に「ジャズエリア」、同神社のパワースポット「三本願い松」奥に「キッズプレイエリア」、正面参道両側に「グルメエリア」を配し、この「棚田」から沼袋・野方の文化を発信する。
出演者・参加者に毎回「お題」を用意し、それを表現するのが同フェスの特徴。今年の「お題」は「マイ・ジャズ・エンディングノート」。ジャズプレーヤーは、これを意識したパフォーマンスを披露する。出演者は学生バンド、キッズサークル、フラダンスチーム、プロミュージシャンなど。
グルメエリアでは地元で知られる「まちのシェフ」らがご当地グルメを提供するほか、被災地支援物産展も行い、一部を義援金とする。同エリアには大型スクリーンも用意し、ジャズを楽しみながら飲食を楽しむことができるよう工夫する。
同フェス当日は「NUNOジャズデー」として、地元を「ジャズ音楽一色にしよう」という運動を行っている。同フェスの委員長を務める辰巳まゆみさんは「ここ数年で起こったあらゆる変化に私たちは『絆』『復興』『改革』といった言葉に象徴される力強いアクションで一歩ずつ前に進んで乗り越えようとしている。その先にある『夢』『愛』『希望』を、今回のイベントで『楽園』『棚田』という形で思い描けたら」と話す。
開催時間は11時~21時。入場無料。