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中野ブロードウェイ東側にお好み焼き「登仁角」-大阪の老舗繁盛店が復活

米川さんご夫妻と店内

米川さんご夫妻と店内

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 中野ふれあいロードの中野ブロードウェイ東側駐輪場付近に9月17日、大阪・堺お好み焼き「登仁角(とにかく)」(中野区中野5、TEL 03-6454-0239)がオープンした。

「登仁角」外観

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 「登仁角」は昭和初期から平成初期にかけて大阪・堺で繁盛していた日本料理店、お好み焼き店の屋号。お好み焼き店は地元百貨店からの依頼で期間限定出店の「常連店」だったが、「10数年前に惜しまれながらのれんを下ろしたという。その後店主が他界した際、息子である都内在住の米川宏さんが同じ味、同じ屋号での復活を決意し、開店する運びとなった。

 米川さんは当時、「父がこの世に生み出した味だけは生かし続けたいという思いと、サラリーマン生活の中でつかんだ『間違いなく自分にも祖父や父と同じ商売人の血が流れている』という自信が、再び『登仁角』ののれんを掲げることを決心させた」と話す。

 店のコンセプトは「うまいもんを値打ちある価格で」。カウンターには店側が調理する大型の鉄板と、カウンター前にある電熱式鉄板の2種類の鉄板を使った「大阪クラッシックスタイル」。店内に入ると映画「スターウォーズシリーズ」のR2-D2とC-3POのフィギュアがあり「ちょっとしたギミック」があるという。

 フードメニューは定番お好み焼き(680円~)、モダン焼(730円~)、焼そば、焼きうどん(以上680円~)、「オリジナルオムソバ」(750円)のほか、「名物とんソース焼」(850円)、「登んぺい焼」(680円)、「トーフ焼」(580円)、「名物!とんソース焼き」(850円)など、先代登仁角から継承した鉄板焼きメニューも提供する。ランチタイムには「炭水化物+炭水化物」の大阪名物「お好み焼き定食」や「焼きそば定食」(以上、単品価格にプラス200円)も。ドリンクは生ビール(480円)、キンミヤ焼酎使用の酎ハイ各種(380円)、ハイボール(400円)などを用意する。

 「父の残した本場・大阪のお好み焼き、焼そば、鉄板焼きを東京・中野で復活させられることをうれしく思っている。中野は大学時代にお世話になった街。たくさんの人たちに父の味、本場・大阪の『お好み焼き屋』の雰囲気を味わってもらいたい」と米川さん。店内には南海ホークスのユニフォームが飾られている。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、夜=17時30分~22時30分。月曜定休。

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