
「フリンジスタイルフェスティバル」が3月13日から、中野駅南口千光前通りの「中野スタジオあくとれ」(中野区中野2、TEL 03-3384-3495)で行われる。主催はミュージカル集団「仮想定規」。
(関連フォト)仮想定規「フリンジスタイルフェスティバル」参加の14組
同フェスは、スコットランドエジンバラフリンジに代表される世界各国で行われている、45分の公演を複数団体が上演するスタイルの演劇祭。「フリンジ」とは=「フリル(周辺を彩る)」の意。招聘(しょうへい)公演や大劇場公演でにぎわう街の、メイン会場周辺にあるカフェや教会で規模の小さな公演が自然発生した経緯が発祥といわれる。仮装定規の山本政保さんは「観客にとっては、一つの場所でたくさんの観劇ができる、出演アーティストにとっては、他の演劇ジャンルの人や客との出会いの場となるのが魅力」だという。
参加は、「DRI-V THEATER」「Take&Aki」「Tap&Soul」「ゴツプロ!演劇部」「タドウシキ」「トラペ座」「ベッチャクLabo」「ぽんず企画」「ラグモップシアター」「阿羅華瑠人SP」「華翔presents」「小心ズ」「TheScreenTones」「仮想定規」の14団体。
同フェスでは「観客賞」「Fringeeers特別賞」を用意するほか、3月23日16時からは参加団体によるアフタートークイベント「アワードナイト」(参加無料)を開催予定。
山本さんは「国内外から、音楽、大道芸、演劇、ダンスなど魅力ある14団体のアーティストが集まる楽しさいっぱいのイベント。世界各国で行われているフェスティバルをここ中野で楽しんでいただけたら。きっと中野の街を盛り上げてくれるはず。ぜひすてきなパフォーマンスを見に来てほしい」と呼びかける。
開演時間は日によって異なる。料金は前売り券・当日券共に、1公演=3,000円、6公演分=1万5,000円。3月23日まで。