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中野ショートフィルムフェス「ナカンヌ」、中野区役所で作品上映と授賞式

審査委員と最終選考ノミネート作品監督との集合写真

審査委員と最終選考ノミネート作品監督との集合写真

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 中野ショートフィルムフェスティバル「ナカンヌ」のノミネート作品上映会&授賞式が3月8日、中野区役所1階「ナカノバ」で開催された。主催は中野区。

(関連フォト)あいさつをする酒井直人中野区長

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 2019(平成31)年2月に中野区のシティプロモーション事業の一環で始まった、中野区内企業などで構成されるワークショップ「ナカノミライプロジェクト」の企画から生まれた同イベント。「ナカノからカンヌへ」を合言葉に、「中野の今を切り取る」など、ドラマ仕立て、名所案内、ドキュメンタリーなど、中野のPRにつながる動画をプロ・アマチュア・個人・団体を問わず幅広く募集し、最終選考ノミネート作品上映会と授賞式を行った。MCは藤岡みゆうさんが務めた。

 酒井直人中野区長のあいさつ後、「一般部門(ショート)」の44作品、「一般部門(レギュラー)」の56作品、「U-18部門」の1作品、合計101の作品から、映像制作会社、ナカノミライプロジェクト参加企業社員、中野区職員により構成される事務局で決定した最終選考ノミネート作品を上映した。

 上映した作品は、「U-18部門」では「中野区の3ハト紹介」の1作品、「一般部門(ショート)」では「NAKANO ダンボールDA★DA★DA★」「私やっぱり中野が好き。」「カメラロール」「Na na na Nakano」「中野っていいな 中野満喫VLOG」の5作品、「一般部門(レギュラー)」では「中野セントラルデイズ」「タマリとパンチ」「ナカノ・オブ・ザ・リビングデッド」「中野が好きすぎる彼女」「中野で踊った」「NAKANO QUEST」の6作品。

 上映後は、オーディエンスによるオーディエンス賞の投票と審査員による各受賞作品の選考を行った。審査員は、2017(平成29)年に数々の賞を受賞した劇場用長編映画「カメラを止めるな!」上田慎一郎監督、お笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大さん、「進撃の巨人」「チェンソーマン」などのアニメ制作を手がけるMAPPA(中野2)の大塚学社長が務めた。

 15時ごろ、審査員が会場に再入場し、結果発表と授賞式が行われた。オーディエンス賞は酒井夏実監督の「タマリとパンチ」、特別賞はMotoharu監督の「中野区の3ハト紹介」、「一般部門(ショート)」のグランプリは内山智義監督の「カメラロール」、準グランプリはミゲル・アンヘル・イバニェス・ムニュス監督の「Na na na Nakano」、「一般部門(レギュラー)」のグランプリは吉田亜沙美監督と門馬晋平監督の「中野セントラルデイズ」、準グランプリは飯山組(fromナカノミライプロジェクト)の「NAKANO QUEST」が、それぞれ受賞した。

 上田監督は「映画祭があるから作られる作品があり、それが中野で一つ生まれたのはうれしい。今回は第1回目ということもあり中野のプロモーション的なムービーが多かったが、次回は中野にとらわれない作品も楽しみにしている」と総評した。

 最後は審査委員と最終選考ノミネートの監督で集合写真を撮影し、お開きとなった。

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