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中野れきみんで館蔵品展「商いと商店街」 商店街の古写真や商売道具展示も

古銭やそろばんなど商売や商店に関する展示

古銭やそろばんなど商売や商店に関する展示

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 江古田二丁目バス停近くの「山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん)」(中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)で現在、「商いと商店街」が開催されている。

(関連フォト)「商いと商店街」の様子

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 1750年に本家から独立し、農業の傍ら質屋を開業したことに始まり6代にわたる山崎家。しょうゆ醸造を始めて中野村や千駄木に支店を出すなど、江戸近郊の有力な商家となった。同展では、3代目の喜兵衛、名誉都民である喜作ら、代々名主を務めた山崎家に伝わった寄付品を展示。併せて、区内事業者や行政から提供された古写真や説明パネルなどの館蔵品を、テーマに分けて展示している。

 会場は、近世以降に青梅街道沿いや新井薬師周辺に広がった商い、中野に訪れた物売り、駅そばに広がった商店街の姿など、「商いの始まりとお金」「近世から近代の商い」「商店街と商売道具・宣伝」「商家・商店街の風景」「商店街の現在」などに分けて展示。青梅街道で創業し沼袋に移り現代まで創業116年の「山田屋呉服店」のキャッシュレジスター、古写真で紹介する「丸井中野本店」や、1872(明治5)年創業の青梅街道「山政醤油(しょうゆ)醸造場」の広告宣伝品なども展示している。

 開館時間は9時~17時。月曜・第3日曜休館。入館無料。来年2月8日まで。来場者には、福助と招き猫をあしらったポチ袋のペーパークラフトを進呈する(なくなり次第終了)。

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