中野ブロードウェイ3階の自主制作の本などを扱う「タコシェ」(中野区中野5、TEL 03-5343-3010)は現在、ゾンビ造形ブランド「a.k.production」(福島県)によるハロウィーン企画「HORROR GALLERY」を開催している。
同店は自主制作の本やZINE、一般流通に乗らない書籍、インディーズ系CDや映像、絵画、雑貨などを扱うショップで、同イベントはすでに「a.k.production」の商品を取り扱っていた同店がハロウィーンの時期に合わせて企画、商品ラインアップを期間限定で増やし、展示販売している。代表的な商品は人面ストラップで、リアルさを追及したゾンビ「REBIRTH」のほか、ポップで不気味な「THE MONSTER CHILD」、人面皮「DIABOLO」、新商品「CANDY」などが並ぶ。
「不気味でグロテスク、だけどちょっぴりキュート」をコンセプトとした「a.k.production」は、2005年に福島県内に誕生したハンドメードホラーブランド。代表のa.k.さんは、幼少より「サスペリア」「死霊のはらわた」などの1970~90年代'恐怖映画に影響を受けホラー造形に目覚め、ドールを中心にストラップやオブジェなども制作しているという。
a.k.さんは「今までのファンの方はもちろん、初めての方々にも『a.k.production』を知っていただきたくて、タコシェさんの協力の下で開催した。ハロウィーンの季節なので、お化けやゾンビ系が苦手の方でも『キャーキャー』楽しんでもらえたらと」と話す。
店主の中山亜弓さんは「a.k.さんの作品はどれも手作りで質が高く、安心感もある。商品もリアルなゾンビからキュートなものまで幅広くそろえているので、タコシェのファンの人はもとより、タコシェを知らなかった人たちにもぜひきて欲しい」と話す。
開催時間は12時~20時。11月8日まで。