中野四季の森公園(中野区中野4)周辺で2月2日に開催される「中野ランニングフェスタ2014」のゲストが決まった。
同イベントは「親子から高齢者までが楽しめるマラソン&ウオーキング大会」をコンセプトとし、健全なスポーツ活動の場を広く区民に提供、健康の維持と体力の向上を計るとともに、地域住民相互の親睦を深め、青少年の健全な育成、外国人留学生との交流に寄与するのが目的。
昨年12月3日から同イベント公式サイト、ランニングポータルサイト「ランネット」、東京アスレティッククラブフロントやアンダーアーマーランナーズハウス中野などの店舗で受け付けを始め、1月5日に締め切った。1350人の枠に対して1717人の応募があったが、応募者全ての参加を受け入れる形となった。
ゲストとして、1996年アトランタオリンピックの男子マラソン日本代表で現在日清食品グループ陸上競技部コーチを務める実井謙二郎さん、ソフトボール日本代表でアテネオリンピック銅メダル・2008年の北京オリンピックでは金メダルを獲得した上野由岐子さんが決定したほか、サンプラザ中野くんも爆風スランプのヒット曲「RUNNER」を含め数曲のステージを予定、東京中野ライオンズクラブゆるキャラ「なっこい」や鷺宮の妖精「さぎプー」、警視庁のキャラクター「ピーポくん」らと、中野区観光大使らもパフォーマンスを予定している。
同区内で同様の大会形式ランニングイベントが行われるのが初ということもあり、イベントを盛り上げようという区民ランナーらも中野セントラルパーク付近で走る姿が多く見られるようになった。区内でIT事業を営む実行委員の一人、秋田隆輝さん率いる「中野ハイテンションラン」チームは1月8日からほぼ毎朝7時から走っている。当初は夫婦2人で始めたランニングだったが、多い時には参加者が20人近くに膨れ上がった。「なっこい」もたまに練習に参加しているという。
秋田さんは「中野で初めてのランニングイベント、あくまで主役は参加者なので、その人たちの気持ちを盛り上げたくて毎朝の練習会を企画した。そしてメーンの競技が10キロメートル、4キロメートルと一般的なマラソン大会よりも短い距離なので練習をしないで参加する人も多いのでは?と思い、イベントのもう一つの目標である『けが人を出さない』ために参加者を募って走っている。練習風景を毎日ネットにアップしているので、見て楽しんで、そして早朝ランに参加してほしい」と話す。
担当者は「今回、競技には参加されない人も、ステージイベントや露店などもたくさん楽しめると思うので、ぜひイベントに参加してランフェスを盛り上げてほしい」と呼び掛けている。