西武鉄道は1月30日、新宿線の中井駅と野方駅間の連続立体交差事業の工事に着手したと発表した。
かねてより東京都と中野区が共同で進めている同事業は、中野区上高田5丁目付近から同区野方4丁目付近までの約2354メートルの線路と中間にある新井薬師前駅と沼袋駅を地下化、中野通りの同鉄道踏切など合計7カ所を無くし、交通渋滞や踏切事故を解消することを目的としたもの。2021年3月の完成を目指すという。
工事着工前の1月24日には、地下化予定の沼袋駅近くにある沼袋氷川神社(中野区沼袋1)で、施工会社と合同で安全祈願祭を実施した。「今後は関係者一同力を合わせて、安全を最優先に、2020年度の完成を目指して工事を進めてまいりますので、皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」と同社。