中野・西武新宿線野方駅北口近くに4月24日、ラーメン店「麺処今川」(中野区野方5、TEL 03-3337-6588)がオープンした。
店内はカウンター7席。つけ麺を考案し中野大勝軒の店長から独立した山岸一雄さんの東池袋大勝軒の流れをくむ麺屋こうじグループ「麺処ほん田」で修業した川久保克彦さんと、神奈川「神勝軒」で修業した今田匠さんが独立した形で、2人の名字から「今川」と名付けた。
スープは「魚」と「鶏」、麺は太麺と細麺の2種類を用意し、いずれもあっさりとして「毎日食べられる飽きない味」を追求し続けるという。川久保さんは煮干し・カツオ・タイのだしのみを使った「魚」ラーメンを担当、今田さんは生しょうゆなど数種類のしょうゆをブレンドして鶏だしとの相性にこだわった「鶏」ラーメンを担当する。
メニューは「魚」「鶏」共に「らーめん」(780円)、「ワンタンらーめん」(880円)などを用意。透き通ったさっぱり系のスープ、麺は「中華蕎麦とみ田」から取り寄せるコシの強い「特注手もみ麺」が特徴。店長おすすめは、のり・味玉・魚のつみれ・豚チャーシュー・鶏チャーシュー・ワンタン・山クラゲなどをトッピングした「スペシャルらーめん」(980円)。
今回の出店を仕掛けた「麺屋こうじグループ」本部の石田忠通さんは「店のコンセプトは、常に味を変え、進化させること。いつでもおいしいと言ってもらえるよう、日々味のチューニングを行いながら、地元の皆さんに愛される味にしていきたい」と話す。
店長の川久保さんは「中野は大師匠である山岸会長がつけ麺を始めた地。開店に、つけ麺が間に合わなかったが、必ず満足のいく味に仕立てて、近日中にメニュー化したい。ラーメンやつけ麺の味に厳しい中野の人たちに、あっさり系のつけ麺が受け入れられるよう頑張りたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~15時、18時~23時(スープが無くなり次第終了)。月曜定休。