夏本番を迎え、先週末に中野区内各所で夏祭りが開催された。
中野駅北口暫定広場で行われたのは「第2回中野駅前大盆踊り大会」。今回は会場中央に高さ約1メートルの櫓(やぐら)を設け、前夜祭を含めた3日間、浴衣を着た多くの人が参加し「中野音頭」「東京音頭」「炭坑節」を楽しんだ。
中野セントラルパークでは「中野夏祭」と「中野アンテナストリート」に9月末まで開催の「ビアパーク」も加わり、にぎわいを見せた。夏祭には明大生によるメードカフェやプロレスのリングも登場し、子ども向けには射的や綿あめなどの縁日模擬店が人気で、カブトムシやクワガタの無料配布にも行列ができた。夜にはLEDでカラフルに光るちょうちんタワーや、DJライブペインティングでのミラーボールなど、光と音をテーマにしたイベントが花を添えた。
鍋横商店街通り約400メートルを歩行者天国にて行われた「第47回なべよこ夏祭り」では、キッズダンスなどのパフォーマンスのほか、エイサーや高円寺阿波踊りなどが繰り広げられ、歩行者天国エリアの参加者が歩道側に分かれ、沿道側から大きな歓声を上げた。「天気にも恵まれたので、昨年の5万人を軽く上回ったのでは」と関係者。
江古田、中央など各所でも盆踊り大会など、杉山公園では「子ども相撲大会」も開かれ、先週末、中野は祭り一色に染まった。今週末も、鷺宮小学校で行われる「第41回 鷺宮盆おどり」など各所での夏祭りが予定されている。