JR中野駅周辺の商店街や公園などのイベント会場で7月14日・15日、「中野チャンプルーフェスタ2012」が開催された。中野のさまざまな場所でエイサーや和太鼓などの演目が披露された。

中野チャンプルーフェスタ2011のポスター

　中野サンプラザ前、JR中野駅北口広場などの会場で、東京中野南風エイサーをはじめとした約20団体と、中野打越太鼓をはじめとした約20団体が、それぞれの演目を披露、各商店街をエイサーが練り歩いた。完成したばかりの中野四季の森では三線などの体験コーナーも設けられた。

フェスタ最大の特徴は「チャンプルー『ごちゃ混ぜ』なプログラム」、沖縄の芸能だけでなく和太鼓・津軽三味線・奄美島唄・ロックバンドなど様々な出演者が登場し、多くの人で賑わいを見せた。

　中野区における沖縄とエイサーの関係は長く、1970（昭和45）年に中野区青少年課の委託による「沖縄郷土の家」が開設されたことに始まるという。現在、中野区にはエイサー団体が5団体存在し、区内の小学校数校の運動会などでも踊られている。