「なかのZERO」(中野区中野2)大ホールで6月26日、特撮映画「アウターマン」の初披露イベントが行われる。主催は昨年中野で「新人監督映画祭」を開催したNDFFプロジェクト(上高田5)。
同イベントは、「いかレスラー」「日本以外全部沈没」「地球防衛未亡人」「電エース」など、コミカルな特撮映画を撮り続けている河崎実監督が手掛けた「アウターマン」のお披露目を兼ねた特別上映イベント。映画の大半が中野ブロードウェイ内にある店舗や中野区内の企業などで撮影されたことから、同ホールでの開催となった。
50年間続いている国民的特撮テレビ番組「アウターマン」シリーズ。実は民衆を洗脳する宇宙人の侵略作戦で、本当は敵役の「シルビー星人」こそ正義の宇宙人だった。かつて「アウターマン」を演じた俳優たちが、「アウターマン」を倒すために戦う羽目になる、というストーリー。
主演は「忍者戦隊ハリケンジャー」ハリケンレッド役の塩谷瞬さん、「炎神戦隊ゴーオンジャー」ゴーオンレッド役の古原靖久さん、「仮面ライダーウィザード」奈良瞬平役の戸塚純貴さんが務める。出演は「世界忍者大戦ジライヤ」の筒井巧さんや「ウルトラマンレオ」の真夏竜さん、エンディングテーマ「You Can Do It!!~夢を追いかけて~」を歌うミュージシャンGeroさんも映画初出演で「アウターマン」と戦う「シルビー星人」を演じている。
キャラクターデザインは「平成ウルトラマンシリーズ」を数多く手掛けた丸山浩さん、脚本は円谷プロダクション出身の右田昌万さん、特殊造形は「進撃の巨人」などの百武朋さん、特撮は「スーパー戦隊シリーズ」や「仮面ライダーシリーズ」の特撮研究所が担当している。
イベントでは「アウターマン」上映(約80分)のほか、河崎監督をはじめ主演俳優の舞台あいさつ、Geroさんのエンディングテーマ披露、「アウターマン」のアトラクションショーを予定している。
開演は19時30分。チケットは2,500円(オリジナルフォトブック付き)で、イープラスやオフィシャルサイトなどで5月27日から購入できる。