中野ブロードウェイ(中野区中野5)地下1階の南側エスカレーター近くに7月1日、「スノーパウダー」専門店「雪見亭」(TEL 03-5942-5150)がオープンした。
エスキュービズム・FCコンサルティング(港区)が手掛ける新業態スイーツ店の同店。同社によると、厳選した北海道産の牛乳をベースに独自製法で作った「粉雪」のような新食感のアイススイーツを提供するという。店舗は白銀をイメージした内装とインテリアで、席数は24席。スタンディングスペースもあり、イートインとテークアウトに対応する。氷は使わず、液体を冷たい粉末状にして作る「スノーパウダー」は、その日の気温に合わせた最適なブレンド比で配合しているといい、「今日しか食べられないスペシャルな一杯」を提供するという。
メニューは、「ピュアミルク」、ほろ苦いコーヒーソースとミルクソースの「カフェ」(以上、380円)、「ごろ~りマンゴー」、キャラメルポップコーンとキャラメルソースの「ポップ塩キャラ」(以上、480円)、宇治抹茶と小倉の「スペシャルグリーンティー」、バニラクリームサンドのビターココアクッキーの「ショコラクッキー」、ブルーベリーなど4種類のベリーがトッピングの「贅沢(ぜいたく)ベリー」(以上、680円)、黒みつときなこを使った和テイスト「きなこ黒みつ」(580円)の8種類で、季節ごとに追加や入れ替えをするという。
同社店舗開発責任者の五味秀一さんは「今までにない食感を提供できることに自信を持っている。口の中ですぐに溶けるので、かき氷の頭にキンとくる冷たさが苦手な人にも楽しんでいただけるはず。この場所から世界を目指す」と意気込む。
「今後、中野ブロードウェイという立地を生かしてサブカルチャーとのコラボレーションやアジアからの観光客を意識したレシピ開発などにも取り組んでいく」とも。同店を「世界第1号店」と位置づけ、今後、ベトナムのホーチミンに2号店として約150席の大型店舗の出店計画も進めているほか、国内では由比ガ浜の海の家での販売や、3号店として8月に浅草店を準備しているという。
営業時間は11時~20時。不定休。