中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」で11月12日、山見浩司さんの個展「万華鏡小宇宙~鏡の中の美の世界~」が始まる。
山見さんは1961(昭和36)年東京生まれ。米ブリュースター万華鏡協会のメンバーで、テレビ番組などで「世界に誇る日本の万華鏡作家」として紹介されたり、2008年には東京・高尾の「トリックアート美術館」に日本初の万華鏡回廊を設けたりするなど、多くのメディアで取り上げられている日本の万華鏡作家の第一人者として知られている。
同展では、山見さんの作品の特徴である宝石のような外観で彩られた万華鏡20点を展示販売するほか、アメリカで開かれる世界最大の万華鏡のコンベンション「ザ・ブリュースター・カレイドスコープソサエティ」のコンベンション作品で、多くの米メディアが取り上げた上からのぞいて楽しむ万華鏡「金閣寺」も特別展示する。
ギャラリー店主の小高均さんは「山見さんの作品は、そのどれもが宝石のように美しい外観に彩られている。そしてその中をのぞくと光り輝く美しい色彩の不思議な映像が眼前に現れ、華麗なる美しいシンメトリーと未来永劫(えいごう)続いていくような千変万化の無限の美しさに誰もが圧倒される作品。一瞬の映像は二度と同じものに出会うことのない一期一会の神秘の美は、まさに光と鏡が生み出す美しき小宇宙。万華鏡の概念を変えてしまうほどのその素晴らしい美しさをぜひ体感してほしい」と話す。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。水曜休廊。今月24日まで。