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新「中野区歌」動画アレンジコンテスト 楽曲アレンジ最優秀賞はロックバンド調

「映像の部」ベーシック部門で最優秀賞を受賞したSuper Chromeganeさん作品のワンシーン

「映像の部」ベーシック部門で最優秀賞を受賞したSuper Chromeganeさん作品のワンシーン

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 帝京平成大学中野キャンパスで11月21日、新しい中野区歌の動画・アレンジコンテストの公開審査が行われた。

(前列左から)安東さん、児玉教授、Super Chromeganeさん、中野の障がい児(者)と家族の会代表者、FUJITA MANさん、田中区長、北原議長、(後列左から)ズルさん、中野区立小学校PTA連合会代表者、ワセリンさん

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 中野にゆかりの深い宇崎竜童さん・阿木燿子さん夫妻が作詞・作曲を担当、安東みどりさんが編曲を担当し、今年3月に完成した新しい中野区歌「未来カレンダー Forever Nakano」を今年3月に完成させた同区。7月15日からは、同歌をBGMにした動画やり、歌そのものをアレンジするなどの作品を公募していた。

 募集部門は「映像の部」2部門と「楽曲の部」1部門の計3部門。「映像の部」では、区歌をBGMにした動画作品を募集した「映像の部ベーシック部門」に7作品、区歌を自由にアレンジした演奏をBGMにした動画作品を募集した「映像の部アレンジ部門」に2作品、区歌を自由にアレンジした楽曲作品を「楽曲アレンジ部門」として募集した「楽曲の部」に14作品、合計23作品の応募があった。

 この日は、事前審査で決定した20作品が審査対象となった。田中大輔中野区長、北原ともあき中野区議会議長、東京工芸大学芸術学部映像学科の児玉高志教授、中野区歌の編曲を担当した安東みどりさんの4人が審査員を務め、15時ごろには最優秀賞や優秀賞などが確定し、発表された。

 「映像の部」ベーシック部門の最優秀賞はSuper Chromeganeさん、優秀賞はズルさん。「映像の部」アレンジ部門の最優秀賞は中野の障がい児(者)と家族の会の「中野区歌(うた)たいそう 未来カレンダー」、優秀賞は中野区立小学校PTA連合会の「未来カレンダー Forever Nakano in 平成27年度中野区立小学校PTA+!」。「楽曲の部」楽曲アレンジ部門の最優秀賞はFUJITA MANさん、優秀賞はワセリンさんがそれぞれ受賞したほか、審査員特別賞は「Verbena Las Fiestas」の「未来カレンダー in ひがしまつしま」が受賞した。受賞者には賞状と、ケンコートキナー、キリン、第一興商提供の副賞を手にした。

 田中区長は「心がひとつになれる、どこかつながっていることを考え、新しい区歌を考えた。そして、ひとりひとりにそれぞれの区歌があってもいいのでは?という思いからコンテストを実施した。新し区歌をどのように活用してくれるのか楽しみだった」と話した。「映像の部」の総評として児玉教授は「うなるくらいすばらしい作品ばかりだった」と話し、「楽曲の部」の総評として安東さんは「すごくレベルが高く、順位がつけ辛かった。オルゴール調など、さまざまなアイデアが出てきて豊かな発想だと思った」と話した。閉会のあいさつで北原議長は「区歌は将来、区民の歌となって、さまざまな場所や行事で歌われるようにしたい」と話した。

 「楽曲の部」楽曲アレンジ部門の最優秀賞を受賞したFUJITA MANさんは「新しい区歌を、自分たちのバンドに合わせてギターロック調にアレンジした。若いバンドキッズたちにどんどん演奏してほしい」と思いを寄せる。

 今後、受賞作品などは中野区のホームページなどに掲載するほか、成人式や区民活動センターなどの会場などで流すことが検討されている。

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