中野サンプラザ（中野区中野4）前広場で7月29日・30日の2日間、「中野駅前大盆踊り大会」が開催される。主催は中野区民謡連盟。

昨年も登場した「ノーメイクス」（リーダー中村朝佳さん卒業で、今年は4人での参加）

　初開催の2013年は約2000人、2014年は5000人、昨年は6000人が参加した同イベント。中野区民謡連盟の藤本生日和（いくひわ）会長と日本民踊鳳蝶（あげは）流家元で同イベントの実行委員長である瀧田哲成（鳳蝶美成）さんらが中心となって、「中野ブランドの確立」「伝統文化の発展」「地域の活性化」「地域コミュニティーの推進」を趣旨とし、「盆踊りを通じて民謡や和楽器生演奏の良さを広く継承すること」を目的に開く。

　中野区民歌謡こと通称「中野音頭」などを、民謡連盟が演奏する舞台前で踊る予定で、三味線や太鼓、尺八を使った生演奏に合わせるのが特徴。初日16時からは「子ども民謡盆踊り大会コンテスト」を開催、2日目16時からは黒石よされ、郡上踊り、河内音頭、会津磐梯山、鹿児島おはらなどの「日本全国有名盆踊り大会」を実施するほか、20時からはリーダー中村朝佳さんが卒業し4人編成となったアイドル「ノーメイクス」が昨年に引き続き参加、スペシャルライブを披露する。

　屋台は「郡上おどり」で有名な岐阜県郡上八幡名産「醤油（しょうゆ）フランク」をはじめ、東京飲料（新井4）の「萌（も）えラムネ」、有名テナントなどが出店を予定する。

　実行委員長の瀧田さんは「皆さまのご協力により年々成長している駅前盆踊り。今年も子こども盆踊りに全国盆踊りと、さらに企画を充実させている。民謡連盟やスタッフ一同の努力で、皆さまにとって最高の夏の思い出になるよう頑張るので、浴衣の方もそうでない方も、大人も子どももみんなで踊りに来てほしい」と参加を呼び掛ける。

　開催時間は両日とも18時～21時（屋台は15時～）。雨天の場合は7月31日に順延。