中野経済新聞

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野方・みつわ通りに創作和食「本間勝維」 コースには赤酢シャリ握りも

店主の大村明彦さんと店内

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 創作和食「本間勝維(ほんまかつい)」(中野区野方5、TEL 03-5356-2821)が西武新宿線野方駅南側みつわ通りにオープンして1カ月がたった。

(関連フォト)店主・大村明彦さん(右)とおかみの杏彩さん(左)と「本間勝維」外観

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 店主の大村明彦さんは福島県から18歳で上京し、祖父が料理人、父がすし職人だったことから和食の道に入った。東京の和食店での修業からキャリアをスタートし、その後は横浜、名古屋、岐阜、京都で働いた。東京に戻ってきてからは3年間フレンチでも腕を振るったという。最終的には和食店で板前として独立の準備をし、42歳で念願の独立を果たした。席数はカウンターのみ7席。店の屋号は尊敬する祖父の名前を拝借し命名したという。

 「本格和食を身近に感じてほしい」と大村さん。ランチメニューは、握り8貫・巻物2種・料理2品・止めわん・甘味の「おまかせ握り」(3,000円)と、小鉢・止めわん・甘味の付いた「海鮮丼」(1,800円)。夜のメニューは「おまかせコース」(6,000円)のみで、旬の魚介類を中心とした料理12品、握り8貫、全20品を提供する。握りは赤酢シャリを使っている。子ども向けには電話による予約時に好みを聞き特別メニューを用意する。ドリンクは常時10種類程度をそろえる日本酒のほか、ワイン、生ビール、サワー類も用意する。

 大村さんは「西武線沿線で店を探していたが、野方に降り立ってすぐにこの街の雰囲気が気に入った。新型コロナの影響で開店が数カ月遅くなったが、街の人たちは優しく、新参者の自分にも気軽に声を掛けてくれる。そんな野方においしいものを届け続けていきたい」と話す。「おいしいものをカジュアルに食べられるよう心掛けている。お一人でもご家族でも気軽にのれんをくぐってほしい。そしてこの場所から新たなつながりが生まれるようなコミュニティーとなれたら」とも。

 営業時間は、昼=12時~14時。夜=17時~23時(緊急事態宣言中は20時まで)。

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