地下鉄丸の内線・中野新橋駅近くの川島商店街（中野区弥生町3）で8月26日・27日、「川島夜店市」が開催される。主催は川島商店街青年部夜店市実行委員会。

（関連フォト）昨年の様子

　夏の終わりの風物詩として毎年恒例の同商店街最大のイベント。今回で49回目の開催となり、同区内商店街としては最も古いイベントの一つとされている。毎年2日間で約1万人が訪れる。

　2日間を通して商店街の青年部が運営するお好み焼き、焼きそば、焼きもろこし、かき氷、金魚すくい、スーパーボールすくい、ヨーヨーすくい、射的など、約50の屋台が並ぶほか、大道芸やお笑いライブ、音楽演奏なども行われる。初日には福島県塙町の物産展やマジックショー、白バイ撮影会、同商店街の「幻のヒーロー」といわれるローカルヒーロー「エンギオン」のショーも行う。

　「エンギオン」はふんどしには「寿」の文字、肩には「鯛（たい）」、胸には「吉」、背中と頭には「亀の甲羅」をあしらい、顔は「鶴」、武器は「茶柱銃」といういでたちで、縁起を担ぐ（＝エンギ on）ことから命名されたローカルヒーロー。5年前に同商店街に誕生したが、「中に入れるスマートな人が商店街にいない」という理由でお蔵入りしていたところ、中野区ローカルヒーロープロジェクトの協力により、今年復活した。

　同商店街の小宮山たかし青年部長は「たった5人の青年部で、毎年来街する1万人のお客さまを笑顔にしたくて運営している。今年初の催しも多く、例年以上に楽しんでいただけると思う」と話す。「ボランティアスタッフも当日まで募集している」とも。

　開催時間は両日とも16時～21時。