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中野で「地域×アニメ」セミナー 「聖地巡礼」「タイアップ」などキーワードに

聖地巡礼プロデューサー柿崎俊道さん

聖地巡礼プロデューサー柿崎俊道さん

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 中野区産業振興拠点「ICTCO(イクトコ)」(中野4)で10月22日、「漫画・アニメゲームと地域について考え、コンテツビジネスを理解するセミナー」が開催される。主催はアニソンレイブ「リアニメーション」を手掛けるアクペリエンス。

アニメーション演出家の山本寛監督

 同セミナーは、JR中野駅周辺で同月22日・23日の2日間にわたり開かれるサブカルチャーの祭典「中野文化祭」のコンテンツの一つ。「コンテンツ・ツーリズム」等の名前で語られる漫画・アニメ・ゲームと地域のタイアップによる来街者増大や地域の活性化を目指す取り組みの円滑な展開を支援することを目的とし、コンテンツと関わるうえで地域の実務者が押さえておくべき知識を事例を交えて学ぶことができるという。

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 セミナーは1限から4限まで、テーマごとに1時間の授業を設ける。1限目は、有名企業とアニメ・コンテンツのタイアップを手がけるアニメコンテンツマーケティングプランナー武者慶佑さんによる「アニメとタイアップする」とはどういうことか?」。アニメ業界のビジネスを踏まえ、アニメタイアップの基本的な考え方や円滑かつ効果的なタイアップ方法について紹介する。

 2限目は、元アニメ雑誌編集者でアニメの舞台となることで来街者を呼び込む施策についての著書を執筆している聖地巡礼プロデューサー柿崎俊道さんによる「聖地巡礼で地域を元気にする秘訣(ひけつ)とは」。「聖地巡礼」についてのアウトラインや成功事例、失敗事例を学ぶ。

 3限目は、アニメーション演出家で「聖地巡礼」というキーワードを生み出した鷲宮の「らき☆すた」や仙台と良好な関係を築いた「Wake Up, Girls!」の山本寛監督による「地域×アニメ 成功事例(1)鷲宮・仙台」。地域とアニメ・コンテンツのタイアップ事例として、アニメの演出的な観点から学ぶ。

 4限目は、一般社団法人地域発新力研究支援センター「PARUS」の徳武秀明さんによる「地域×アニメ 成功事例(2)湯涌温泉」、アニメに登場した架空のお祭りを実際に開催し数千人を集める「花咲くいろは」など、地域タイアップでのアニメを多数制作するPAワークス社の取り組みについて紹介する。

 イベントを企画したアクペリエンス杉本真之代表は「新宿や中野の屋外でアニソンのイベントを開催したことがきっかけで、地元の方からアニメを使った地域振興策について意見を求められる機会が増えた。その経験から、地域×アニメを語るうえで、地域側の『オタク的教養』が圧倒的に足りないと感じた。『コラボ』を成功させるには、相手方の常識を知ることが最も重要と考え企画した」と話した。

 開催時間は、1限=13時~14時、2限=14時15分~15時15分、3限=15時30分~16時30分、4限=16時45分~17時45分。参加費用は1講座=3,000円、全講座通し=9,000円。申し込みは中野文化祭ウェブサイトなどで受け付ける。

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