中野区立歴史民族資料館（通称＝れきみん、中野区江古田4、TEL 03-3319-9221）で現在、館蔵品展「火消しの世界 鳶（とび）の男たち」が開催されている。

（関連フォト）半纏や頭巾など約150点を展示

　同展は、法隆寺金堂が炎上したことで制定された1月26日の「文化財防火デー」に合わせて開催。約300年前に制定された町人が暮らす地域の町火消（まちびけし）にスポットを当て、火消しを担う「鳶」と呼ばれた男性たちの姿を紹介し、幕末から昭和にかけての刺子半纏（さしこばんてん）や刺子頭巾（ずきん）、纏（まとい）や火消しに使う道具など、約150点を説明パネルと共に展示している。

　開館時間は9時～17時。月曜・第3日曜休館。入館無料。2月28日まで。