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中野駅南口にフレンチ新店 南仏郷土料理のコースメニュー中心にアラカルトも

松㐂店内(Ko Tsuchiyaさん撮影)

松㐂店内(Ko Tsuchiyaさん撮影)

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 JR中野駅南口の東側線路沿い「千光前通り」にフレンチ「松㐂(まつき)」(中野区中野2、TEL 070-3274-3730)がオープンして1カ月がたった。

(関連フォト)南仏郷土料理「スープ オー ピストゥー」(Ko Tsuchiyaさん撮影)

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 フランス料理店で修業した店主の藤澤進大郎(しんたろう)さんが「小さいころから地元で同級生が集まれるようなアットホームな店を作りたかった」と独立、1月11日に開業した同店。南仏郷土料理を中心に、ワインは自分たちが作る料理に合うと感じるものを選んで提供している。席数はカウンター12席と壁側数席。

 メニューは時間帯によって替わり、開店から21時まではスープや前菜とメインが選べるコース(4,500円)のみの提供。スープは南仏郷土料理「スープ オー ピストゥー」、前菜は「マグロフライとポワロー」「パテ ド カンパーニュ」「豚の頭の煮こごり」、メインは「仔羊(こひつじ)のクスクス」「近江牛のステーキ」「魚のポワレ」など。21時から閉店までは「豚肉のパテ」(900円)、「かきのグラタン」(1,000円)、「馬肉のタルタル」(2,000円)などのアラカルトも提供するが、献立は仕入れや季節などで変わる。

 進大郎さんは「本当においしいと思うものだけをメニューにしているので、まずは自分たちの作る料理を食べることを目的に来てほしい。食事とこの空間を居心地がいいなと感じていただけたら」と話す。妻で共にシェフを務める侑子さんは「自分たちもお客さまと一緒に楽しめるような店にしたい。地元の人たちと地元ではない人たちがこの場所で出会って、新しい何かが生まれればうれしい」とも。

 営業時間は18時30分~24時。

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