中野区が6月15日、田中大輔区長をはじめ副区長、教育長、代表監査委員ら特別職含む全管理職91人が「中野区イクボス宣言」を行ったと発表した。
「中野区イクボス宣言」とは、ワーク・ライフ・バランスの実現に向け、区長をはじめとした中野区役所の全管理職(=ボス)が同区職員の人生とキャリアを全力で応援する「イクボス」になることを宣言するもの。東京23区では、墨田区、豊島区に次いで3区目の宣言で、同区議会と同教育委員会が同調して行動するのは初。
20日に行われた記者会見で、田中区長は「元々ワーク・ライフ・バランスの実現には取り組んできたが、あらためて『イクボス宣言』をすることで、職員自らが意識して改善を行えるなど、とても意義のあることだと考える。区議会や教育委員会が一体となって推進を加速させたい」と話した。
7月10日には、同区内の区立小中学校の全校長も「イクボス宣言」を行う予定。