都立家政商店街振興組合は7月29日、西武新宿線都立家政駅(中野区鷺宮1)を中心に「かせい阿波おどり」を開催する。
1979(昭和54)年に始まった同イベントは、今年で38回目を迎える。同組合が阿波踊りグループ「かせい連」を結成し、「東京高円寺阿波おどり」の「高円寺天狗(てんぐ)連」の協力を受けながら街おこしの目的で毎年開催してきた。今年は地元「かせい連」のほか、「高円寺天狗連」「高円寺舞蝶連」「高円寺花道連」「目黒銀座連」「杉並区役所さざんか連」「中村橋新連」「中村橋なごやか連」「練馬つくし連」「東京新のんき連」の10連が参加し、約600メートルの商店街路上で踊る。
前日の7月29日15時30分~18時30分に開催される前夜祭では、「かせい連」による「阿波おどり」のほか、「東京よさこいなな丸隊」「よさこいジャズダンス REIKA組」「中野八中吹奏楽部」と、漫画家ちばてつやさんデザインのマスコット「かせいチャン」率いる「かせいチャン連」も登場する。子ども向けにポップコーンや綿あめの無料配布も行う。
「かせいチャン」は「みんなに会いたいな。フォトコンテストにも応募してね。みんなのすてきな写真見たいな」とつぶやいていたと、商店街の冨田昇吾さんは話す。
開催時間は17時~(前夜祭は16時~)。