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東中野の食品研究所が「生食パン」販売開始 1日10本限定、無添加などにこだわり

加水率は97%という

加水率は97%という

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 JR東中野駅東南口から南下した所にある「SHIMIZUCHEF(シミズシェフ)食品開発研究所」(中野区東中野1)は7月12日、1日10本限定で無添加・自然酵母の「生食パン」の販売を開始した。

(関連フォト)無添加のパンを開発したシェフの清水隆志さん

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 「世界の未来に自然と健康をのこす」ことを目的に今年2月に開所、低糖質やアレルギーなどに関する食品の開発などを中心に新店舗メニューのプロデュースや料理教室なども行っている同研究所。パン職人やシェフなど食に関するあらゆる経験をしてきたという所長の清水隆志さんが独自で研究を重ねてきた無添加・自然酵母の「生食パン」が完成したことから、今回販売に踏み切ったという。

 6カ月かけて完成した食パンは、国産小麦を100%使用で砂糖は使わず、加水率は97%で、作るのに30時間を要するという。場所的に大型の機材を入れることができないため、1回で作れる食パンの数から10本限定販売となっているという。1本は1.5斤で、価格は1,000円。

 清水さんは「世の中の高級な食パンにも添加物やバターなどが入っていることがほとんど。完成した食パンは無添加・自然酵母にとことんこだわり抜いたので、ちょっと値段が高いとは思うが、一度食べてみてほしい」と話す。「子どもたちが糖尿病になったりアレルギーに苦しんだりしているのを見るのがつらい。体に入れてはいけないものを使わない食品が一般的に食べられるような世界をつくりたい」とも。

 「生食パン」販売時間は18時~。

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