中野セントラルパーク(中野区中野4)で11月4日・5日、「羊フェスタ2017 in なかのアンテナストリート」が開催される。主催は中野区観光協会(中央3)、羊齧(ひつじかじり)協会と場創総合研究所(以上、埼玉県さいたま市)で構成される実行委員会。
1997年に中国北京市で結成され、羊肉を「タグ」としたコミュニュケーションエンジンとしての側面と、羊肉文化の普及と共に「場」をつくるという側面を持つ「羊肉好きのための理想実現機関」として、2013年に現名称とした同協会と、中野区観光協会が毎月月初めに開催している「なかのアンテナストリート」とのコラボとなる同イベント。1回目と2回目は下北沢で開催し、昨年同エリアで初開催、今回で4回目となる。昨年の来場者は2万人を超え、テレビ番組などでも紹介された。
キャッチフレーズは「世界中の羊料理を味わい尽くそう!」。羊齧協会の菊池一弘会長は「羊肉は世界中で食べられているグローバルフード。各地で育てられている羊の肉は、宗教的な禁忌も少なく、各地でさまざまな料理として愛されている。その地域の料理を食べることはその地域の文化を最も手っ取り早く知る手段であり、このイベントを『世界の羊肉料理大集合』と号し、羊肉料理(=文化)の多様性を通して、胃袋で多文化と羊のおいしさを理解することを目的としている」と話す。
出店店舗は、「ラムチョップ・ラムバサダーオリジナルソースがけ」を提供するラムアンバサダー集団の「ラムバサダー店舗」、東京神田の中国東北料理店「味坊集団」、牛込神楽坂にある中国料理店「月下爐(げっかろ)」、武蔵小山のアイリッシュパブ「Seamus O'hara」、「羊の丸焼き」も店のイベントメニューとして提供している北京ダック専門店「中国茶房8」、「日本の食卓に中央アジア旋風を巻き起こす!」をミッションとしている「おいしい中央アジア」、「アイスランド産仔羊(こひつじ)のグリル」などを提供する「Trattoria Cordiale」、四川料理を愛する仲間たちで結成された「麻辣(マーラー)連盟」、内モンゴル出身の料理人による羊肉とパクチーと辛い家庭料理の店「モンゴリアン・チャイニーズ BAO」、スパイスを使ったパキスタン羊料理「NAWAB」、「アイスランド産ラム肉肩ロースのロースト」を提供する「寿シーフード」、チルドで仕入れた羊肉を使う「ジンギスカン」などを提供する「羊SUNRISE」と、地ビールなどの物販ブース。
開催時間は10時~17時(初日は11時~)。入場無料。