「カンロ飴(あめ)」「ピュレグミ」などを製造・販売するカンロ(中野区新井2)が10月7日・8日に中野セントラルパーク(中野4)で開催される「中野にぎわいフェスタ2017」で、同社社員からの「中野への感謝のメッセージ」を配布する。
(関連フォト)カンロブースではキャンディーつかみ取りも実施予定
1912(大正元)年に山口県光市で創業し、1962(昭和37)年に東京都豊島区に本社を移管、1963(昭和38)年には中野区に本社を移し、1988年にはいったん新宿区に移転したのち1998年には再度中野区に本社を移転して現在に至る同社。今年6月22日には「事業拡大への対応と業務の効率化」を理由に、来年2月をめどに東京オペラシティビル(新宿区西新宿3)へ移転することを発表した。
同社はこれまで中野区内のイベントなどに出店するなど社員参加型の地域交流を推進してきたが、3回目となる今回の同フェスタへの参加が中野での地域イベントへの最後の参加となるため、「ありがとう 中野」をテーマとしたブースを構え、カンロ飴料理レシピ付きの同社社員作成「感謝のメッセージカード」を配布する。
配布予定のカードには「中野大好き!!飴も大好き!!本社移転しますが今後共よろしくお願い致します!!」「優しい人々の集う中野が好きでした。ありがとう」「中野は素敵なお店がいっぱいで最高でした!ありがとう」(以上、原文ママ)など、中野への感謝のメッセージが、それぞれ手書きで書かれている。
同社ブースは「感謝のメッセージカード」配布のほか、「ありがとう」を伝えたい相手を思って包み紙をデザインする「誰かに届けるありがとうのキャンディー作り」や「キャンディーのつかみ取り」も実施する。2日間にわたり、同社キャラクター「カンロちゃん」も登場する予定。
同社経営企画部CSR担当の木村恵子さんは「40年以上にわたり、中野のみなさまに支えられ、数多くのキャンディーをお届けすることができた。社員一人一人がそれぞれの感謝の気持ちを込めたメッセージカードをぜひ受け取ってほしい」と話す。