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中野で金魚絵師・深堀隆介さん個展 樹脂に着彩した絵を重ねて立体表現

深堀隆介さんの新作「蒼月」

深堀隆介さんの新作「蒼月」

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 中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」(TEL 050-3597-7222)で11月23日から、金魚絵師・深堀隆介さんの個展「金魚は上見(うわみ)で。2」が開催される。

(関連フォト)前回登場した深堀隆介さんの作品「一粒の麦が地に落ちて死ねば」

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 深堀さんは1973(昭和48)生まれ、愛知県名古屋市出身の美術作家。2002年、器の中にアクリル樹脂を流し込み、その上に直接金魚を描くという独自の技法で作品を発表。代表作には「金魚酒」などがあり、多くのメディアでも取り上げられ、話題となった。同ギャラリーでの個展は2014年に続き2度目、同展では新作などを含む約15点の「金魚」作品を展示する。

 同キャラリー代表の小高均さんは「今のようにガラスの水槽が無かった時代、人々はつねに金魚を上から鑑賞し、それにふさわしい姿に金魚も改良されていった。そしてこの上見こそが今でも金魚を最も美しく見る鑑賞法だとされている。深堀さんの描く金魚たちもまさにその上見で鑑賞した瞬間から生き生きと躍動感に溢れ泳ぎだすように感じられるはず」と話す。

 開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。水曜休廊。入場無料。12月12日まで。

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