JR東中野駅近くにある式場施設「west53rd日本閣」(中野区東中野5、TEL 03-3367-2222)で1月17日、中野区の経済団体4団体が新年賀詞交歓会を合同開催した。
東京商工会議所中野支部、中野工業産業協会、中野区しんきん協議会、中野区観光協会の4団体が毎年、1月中旬に開催している同会。この日は17時から式典を行い、約200人の経営者らが出席した。
冒頭、東商中野支部の麻沼雅海会長が「年始の日経平均株価」や「2020東京オリンピック・パラリンピック」、昨年杉並区と合同で開催した「中野×杉並アニメフェス」や「働き方改革」などに触れ、「中小企業の経営課題にさまざまな支援事業を進め。活動をパワーアップしていきたい」とあいさつ。中野工業産業協会の溝口秀二会長は「景気動向」について話し、中野区しんきん協議会の落合寛司会長は「AIをうまく活用して、この変革期をチャンスに変えるべき」などと話した。
来賓祝辞には田中大輔中野区長が登壇し、「中野駅周辺の再開発」「西武新宿線立体交差」などに触れながら「ICTコンテンツやライフサポートを軸にした事業推進」「JR中央線沿線のポテンシャルを生かせるような地域連携」などについて話したほか、東京商工会議所の前田新造副会頭は「北朝鮮問題」「米国」などに触れ、いでい良輔中野区議会議長は「ビジネスチャンスの生まれる街中野を実現する」などと話し、それぞれ祝辞を述べた。会場に駆けつけた松本文明衆議院議員、鈴木隼人衆議院議員も祝辞を述べた。
式典の後は懇親会を開き、中野区観光協会の宮島茂明理事長が乾杯の音頭を取った。