中野区産業振興センター(中野区中野2)で2月18日、中野区内の小学生を対象としたイベント「見つけよう!未来への扉 キッズ職業体験」が開催される。主催は東京商工会議所中野支部の青年部「中野21の会」。
2年ごとにテーマを変えて開く同イベント。今回は「中野の未来を担う子どもたちにものづくりや仕事体験を通じて感動を与え、働くとはどんなことなのか、将来何をやりたいのかを考えるきっかけをつくりたい」と同会が企画。参加者はものづくりや職業体験で得た給料や報酬で好きな駄菓子を獲得できるほか、タレントのユージさんのトークショーも開催する。
体験できるものづくりや職業は、「キャンドルづくり」「銀行員」(グループ1・2)、「木工船筆立てづくり」「消防士」(グループ3・4)、「コースターづくり」「ファッションデザイナー」(グループ5・6)で、各グループ30人、合計180人が参加できる(先着順)。
同会の合田桂一会長は「これから自分たちが夢を追いかけていく中で、さまざまな困難や理不尽で納得いかないこともたくさんある。そんな出来事に遭遇して、それがすごい大きな壁でも立ち向かい、壁を扉に変えていってほしい。小さな頃からの夢を叶(かな)える人、そうでない人もいると思うが、その時その時の自分がいる場所を大切にして、自分の努力で仲間や立場を前向きに作っていってほしい」と話す。
開催時間は12時~17時。参加希望者は同会のホームページから申し込む。申込期限は2月6日。
中野21の会は、1994年に東京商工会議所中野支部の青年の会として発足。「中野の未来を考え行動を起こす」をテーマに、中野区の産業振興および地域経済の活性化を支援するとともに、若手経営者同士の相互啓発と交流を深めることで、それぞれの企業の発展に寄与する活動を推進している。