中野区(中野区中野4)は7月19日、中野区ビジネスプランコンテスト「ビジコンなかの2018」の募集を開始した。
同コンテストは2014年2月に初開催し今年で6回目。中野区の産業振興の重点分野である「ICT・コンテンツ」「ライフサポート」関連産業の領域での新たなビジネスの創出、創業や事業拡大を促進し、これらを中野区から発信することを目的としている。当初は「なかのライフサポートビジネスコンテスト」という名称だったが、前々回から「ICT・コンテンツ」分野に募集ビジネスの範囲を拡大した関係で改名した。
応募内容は、「中野区を含む地域・住民等を対象として展開する新たなビジネスプラン(事業開始予定または事業開始からおおむね3年未満)であること」「中野区が支援する事業として、社会通念上、適切と認められるものであること」「他のビジネスプランコンテストなどにおいて入賞実績がないこと」など。同区の「ICT・コンテンツビジネス」の定義は「情報サービス業、映像・音声・文字情報制作業、広告業などに関連する事業を展開するビジネス」、「ライフサポートビジネス」の定義は「医療・介護・福祉・教育・生活サービスをはじめ、人々の生活をさまざまな形で支え、日常の生活を豊かにするサービスや事業を展開するビジネス」と定義している。
1次審査は10月下旬、公開プレゼンテーションを含む最終審査は12月1日を予定。賞としては「最優秀賞(賞金50万円、1件以内)」「奨励賞(賞金20万円、2件以内)」のほか、公開プレゼンテーションの観客からもっとも多くの投票数を獲得したビジネスプランを表彰する「オーディエンス賞(1件)」も予定されている。
8月1日には中野区産業振興センター(中野2)地下多目的広場で「ビジコンなかのキックオフイベント」を開催。同区内ベンチャー企業経営者や学生など約50人が参加した。
締め切りは10月12日。応募資格や応募特典、公開プレゼンテーション日程などは「ビジコンなかの」特設サイトで確認できる。9月28日までの事前申し込みを行うと、ビジネスプラン応募シートの記載のポイントを伝授する「虎の巻」の進呈や「虎の巻セミナー」招待の特典がある。