中野・野方区民ホール(中野区野方5)で2月14日、「お笑い青田買い 特別編」が開催された。主催は東京アナウンス学院。
エンディングに乱入してラップを披露した審査員のNONKEYさん
今回のイベントは特別編として、東京アナウンス学院芸能バラエティ科お笑いタレントコースの学生と人力舎(杉並区)のお笑い養成スクールJCAが対決、勝敗を決定するという企画。アナ学の卒業生で太田プロダクション所属のお笑いコンビ「アイデンティティ」が司会を務め、合同コント対決を含め計6組の対決が行われた。
審査員は、当時ディレクターとして「オレたちひょうきん族」を手掛けたテレビプロデューサーの荻野繁さん、放送作家の大山敏さん、お笑いタレントの安井順平さんら5人が務め、アナ学には赤旗、JCAには白旗を挙げる形式で勝敗を決定。20時過ぎには結果が発表され、20対50でJCAが勝利した。審査員の荻野さんは「昔に比べてネタも質も非常にハイレベル、プロよりクオリティの高い学生もいる。経験を積んで将来のお笑い界を引っ張って行って欲しい」と講評した。
エンディングでは壇上で出演者全員が感想を述べている最中に審査員の1人であるラッパーのNONKEYさんが乱入、得意のラップを披露し、会場はこの日1番の盛り上がりを見せた。アイデンティティが「この人何者?最後においしいところ持って行ったよ」とツッコミを入れたところで照明がおちて閉幕した。
「お笑い青田買い」は今回が182回目。同学院の芸能バラエティ科お笑いタレントコースの学生と芸能プロダクション期待の若手芸人が競演するお笑いライブ。テレビ番組でも活躍するプロと一緒にネタを披露することで学生を成長させる目的もあり、同学院卒業生の原口あきまささん、はなわさん、柳原可奈子さんらも同イベントの経験者。