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中野駅周辺が「チャンプルーフェスタ」で沖縄一色に 唄三線スター松田一利さんも

中野区役所前でのカチャーシーの様子

中野区役所前でのカチャーシーの様子

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 沖縄エイサー踊りの披露を中心としたイベント「中野チャンプルーフェスタ2019」が7月13日・14日、中野サンプラザ前広場(中野区中野4)や中野区役所前など中野駅北口周辺8エリアで開催される。主催は中野北口駅前昭和新道商店街(中野5)。

(関連フォト)昭和新道での子どもエイサー「道じゅねー」の様子

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 同イベントは2005年に始まって今年で15回目。中野区と沖縄の関係は長く、1970(昭和45)年に中野区青少年課の委託による「沖縄郷土の家」が開設されたことに始まるという。中野区内の沖縄料理店は20を超え、特に中野駅北口に集中している。

 会場は、ステージイベントや屋台村を展開するメイン会場の中野サンプラザ前「ティダあしびなーステージ(沖縄の方言でティダ=SUN、あしびなー=PLAZA)」、JR中野駅北口暫定広場の「ちむどんどんステージ」、ミュージシャンらが演目を披露するJR中野駅北口改札前広場「はいさいステージ」、中野サンクオーレ広場で三線(さんしん)ワークショップも行われる「サンクンステージ」、中野区役所前「ゆんたくステージ」。「中野サンモール」「白線通り」「中野新仲見世(みせ)」「狸小路」と聖地「昭和新道」ではエイサーの練り歩き「道じゅねー」が行われるほか、女性だけの手踊り「イナグモーイ」もプログラムとして組み込まれる。

 参加するのは、東京中野真南風エイサー&南風童エイサー(子ども会)、東京中野区新風エイサー、中野新道エイサーなどの区内エイサー団体や、中野打越太鼓、沖縄バンドなど。本場沖縄エイサー出身で4枚のソロアルバムも出している唄三線ミュージシャン松田一利さんも2日間ともステージに登場予定。昨年の夏に中野サンプラザ前で実施したDJ盆踊り「盆ダンス」をロックグループ「BON JOVI」がツイートしたことで話題となった日本民謡団体「鳳蝶会(あげはかい)」が中野コラボ枠で出演する。

 実行委員長の長谷部智明さんは「2019年令和最初の夏。中野チャンプルーフェスタが今年も東京の夏開きをする。伝統エイサーという沖縄の熱い盆踊りを祭りの軸としたこの祭典、中野が沖縄に変わる2日間。中野駅北口の商店街の小道をエイサー道じゅねーが唄い踊り、練り歩く姿は沖縄コザの街を彷彿とさせる。ステージではヤマトとウチナーの沖縄シンガーたちが唄と三線の調べで美ら海を目に浮かび上がらせ、波の音が聞こえてくるようでしょう。フラやベリーダンス、様々な演目も全てチャンプルー、総勢800人を超える出演者たちが祭りを華やかに。第15回目となる今回も、たくさんのチャンプルーフェスタファンの皆さんのご期待にお応えできるようスタッフ一同全力で汗を流してお迎えする」と話す。

 開催時間は11時45分~20時(14日は11時~19時)、「道じゅねー(練り歩き)」は13時~18時。雨天決行。

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