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工芸大で「ディレクターズ・ディレクション・ライブ」-映画監督の演出法公開

シナリオ打ち合わせ中の磯村一路監督

シナリオ打ち合わせ中の磯村一路監督

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 東京工芸大学(中野区本町2)は3月20日、映画監督の演出法公開講座「ディレクターズ・ディレクション・ライブ2013」を開催する。会場は同大中野キャンパス芸術情報館。

シナリオ打ち合わせ中の榎戸耕史監督

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 映像業界で活躍中の監督が、同大撮影スタジオで1シーンを作り上げ、その過程を受講者に公開する。受講者は、リハーサル、撮影、編集、上映の各行程での監督の指示、狙いの説明、キャストやスタッフとの話し合いなど、撮影クルーの表情や音声、現在どのような画面を撮っているのかなどを知ることができる実践的な講座で、毎年行っている。

 演出法は監督によって変わり、2人の監督がそれぞれのシナリオに基づき撮影する構成。撮影するシーンのシナリオは、3分程度のものを学生から公募し、監督がその中から1本を選ぶ。

 すでに2月10日に「引いては寄せて」を磯村一路監督が、同17日には「照らす」を榎戸耕史監督がそれぞれ公開撮影。公開講座当日は2作品の上映、両監督に対する質疑応答の時間が予定されている。

 磯村監督は、周防正行監督作品「SHALL WE ダンス?」(1996年)でイギリスロケのプロデューサーを担当。「がんばっていきまっしょい」(1998年)では、同年の映画賞を多数受賞した。

 榎戸監督は、1988年「ふたりぼっち」で監督デビュー。以後、映画、テレビドラマ、ドキュメンタリーなどで活躍。2003年、森崎東監督の「ニワトリはハダシだ」ではプロデューサーを担当している。2007年より桜美林大学総合文化学群教授。

 開場=12時30分、開演=13時。参加無料。

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