東京メトロの中野車両基地隣の方南通り沿いに9月23日、中野区立「広町みらい公園」(中野区弥生町6)が開園した。
(関連フォト)酒井直人中野区長(中央)や高橋かずちか議長(中央右)らがテープカット
オープンスペース機能や防災拠点としての機能に加え、公園の持つポテンシャルを生かした、にぎわいのある空間を目指している同園。「体験学習センター」「多目的広場(2カ所)」のほか、滝や複合遊具、壁登りやパーゴラなどの一般施設、「災害用マンホールトイレ」「防災井戸」などの防災施設も用意。公園面積は約1ヘクタール。公園の指定管理は公募審査により、日比谷花壇を代表企業とした民間団体「中野にぎわいプロジェクト」が担当する。
開園当日の10時にはオープニングセレモニーが行われ、酒井直人中野区長があいさつ。高橋かずちか中野区議会議長、松本文明衆議院議員、鈴木隼人衆議院議員、ながつま昭衆議院議員が祝辞を寄せ、都議会議員や中野区議会委議員、設計関係者や建設関係者らを紹介。中野区の細野修一公園緑地課長が公園の説明などを行った。テープカットや公園名称提案者の露雪麻由子さんへの記念品贈呈などが行われた後、区立南台小学校音楽隊による演奏、多田小PTAダンサーズによるダンスが披露された。
同園では10月以降、「大人向けのやさしいフラダンス」「モーニングパークヨガ」「きれいになるカラダ作り」「小学生かけっこ教室」などの運動系セミナー、「スウェーデン刺しゅう」「レカンフラワー」「グラスアート」「冬のはーバリウム」などのクラフト系セミナー、「公園探検」「葉っぱスタンプでミニトートバッグを作ろう」「木の実とスパイスのクリスマス飾り」「などの自然学習系セミナー、「ウクレレdeクリスマス」「はじめてのオカリナ」「みんなでゴスペル」などの音楽系セミナーが予定されている。
公園は24時間利用可能(体験学習センターは9時~21時)。