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中野で羊文化の祭典「羊フェスタ」 テーマは「羊の文明開化・羊肉の開国宣言」

「羊肉」関連飲食ブースは14店舗が登場

「羊肉」関連飲食ブースは14店舗が登場

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 「羊フェスタ2019 in なかのアンテナストリート」が11月2日・3日の2日間、中野セントラルパーク(中野区中野4)パークアベニューで開催される。主催は羊齧(ひつじかじり)協会と場創総合研究所(以上、千代田区)、中野区観光協会(中央3)などで構成される実行委員会。

(関連フォト)ジンギスカンのジンくん

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 1997年に中国北京市で結成され、羊肉を「タグ」としたコミュニュケーションエンジンとしての側面と、羊肉文化の普及と共に「場」をつくるという側面を持つ「羊肉好きのための理想実現機関」として、2013年に現名称となった羊を愛する消費者集団の羊齧協会。中野区観光協会が毎月初めに開催している「なかのアンテナストリート」とコラボする。1回目は千代田区、2回目は下北沢で開催し、2016(平成28)年には同エリアで初開催した。

 羊齧協会の菊池一弘会長は「羊の原産国が多様化した今年のテーマは『羊の文明開化・羊肉の開国宣言』。これまで主流だったオーストラリア、ニュージーランドに加え、近年ではアイスランド、ウェールズ、アメリカ、アルゼンチンなども加わり多様化し、さまざまな地域の羊肉が日本国内で食べられるようになった。2016年から2018年にかけては羊肉の総輸入額が約1.4倍に増加し、牛・豚・鶏に続く『第4の肉』としてのポジションを確立しつつある」と話す。

 飲食ブースは、「ラムバサダー」「アイスランドラム協会」「美味(おい)しいウェールズ プレミアラム@メリメロ」「中国茶房8×牧羊人」「レストラン ナワブ」「モンゴリアン・チャイニーズ BAO」「伊那ローメンZUKUラブ関東支部」「ヴィルゴビール&北斎デリ」「ラム焼肉専門店 lamb ne(らむね)」「味坊移動厨房(ちゅうぼう)」「Seamus O'Hara×巨人のシチューハウス」「ウルトラチョップ ~NZラムチョップとNZワイン~」「羊飼いの食卓 ティスカリ」「中国名菜 福満苑(えん) 鼓楼GuLou」の14店舗。

 物販ブースは、クラフトビールなどを販売するキリンビール、韓国では「羊肉には青島ビール」といわれているという「青島ビール」ブース、白酒や中国酒を販売する日和商事などの酒類販売のほか、北海道ジンギスカンPRキャラクター「ジンギスカンのジンくん」のキャラクターグッズ販売コーナー「羊印羊品店」、「協会推薦スパイス塩 羊名人」「エジプト辣(ラー)油」「羊惣菜(そうざい)」「麻辣醤(マーラージャン)」などを販売する「ひつじ商店」、羊関係書籍を集めた移動書店「羊書店」など。羊に関する講演会やワークショップも開く。

 菊池会長は「今回は、講演会や羊毛のワークショップ、羊にまつわるアイテムや書籍も販売し、グルメ以外の羊文化コンテンツも充実させ、羊文化の奥深さを体感できる仕立てとなっている。羊文化はようやくスタートラインに立ったという認識。このイベントを通して企業・生産者・消費者・お店など、立場を問わず共に羊の未来を考えて、真に『羊の文明開化』が実現されることを願っている」と話す。

 開催時間は10時~17時(初日は11時~)。入場無料。

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