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中野で東社協「Session!」初開催 障がい者のアートやクラフト展示、フード販売も

昨年開催時の様子

昨年開催時の様子

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 「福祉が社会の真ん中で人を幸せにする」プロジェクト「Session! 2019 in NAKANO」が11月30日、中野セントラルパーク(中野区中野4)パークアベニューで開催される。主催は東京都社会福祉協議会知的発達障害部会(新宿区)。

(関連フォト)参加予定の「江古田の森」は手作りの人形などを出品予定

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 毎年12月3日~9日、広く障がい者の福祉について関心と理解を深めるとともに、 障がい者が社会、経済、 文化、その他のあらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的としている「障害者週間」に合わせて、2017(平成29)年12月に飯田橋で初開催。前回も飯田橋で開催し、今回は中野で初開催となる。

 主催者は、「『東京の福祉施設にいる職員数が1万人だとしたら…その1万人の意識が10年で変わったら、その職員が地域社会で実践する、発する言葉や行動が豊かになったら、どれだけの人たちが救われ、成熟した世の中になるだろう』…そんな思いを抱き、障がいのある人たちの表現活動の発表や商品の販売の学びや実践の機会をつくることを通じて、福祉職員としてのスキルアップを目指す」という。

 イベントでは、「関町福祉園」「は~と・ピア」「小茂根福祉園」「江古田の森」などの福祉施設で作られているパン、焼き菓子、カレンダー、バック、キャンドル、アクセサリーなどの食べ物やクラフトグッズの展示販売、施設に通う障がいのある人たちの絵画などアート作品の展示を行う。

 関連イベントとして、同日12時45分からは隣接する帝京平成大学中野キャンパスで、東京都社会福祉協議会知的発達障害部会、東京都発達障害支援協会、東京都手をつなぐ育成会、東京知的障害児・者入所施設保護者会連絡協議会、東京都自閉症協会、日本ダウン症協会らが実行委員会を結成し、「東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例の理解と促進」シンポジウムを開く。

 開催時間は10時~15時。

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