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関東バスと哲学堂公園が震災復興支援チャリティーイベント インドネシア伝統芸能も

関東バスのマスコット「かんにゃん。」も登場予定(写真は昨年の様子)

関東バスのマスコット「かんにゃん。」も登場予定(写真は昨年の様子)

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 中野区に本社を構える関東バス(中野区東中野5)が11月23日、哲学堂公園(松が丘1)で「震災復興支援 哲学堂公園チャリティーイベント2019」を開催する。

(関連フォト)「かんにゃん。」グッズなどの売上金の一部は復興支援の義援金となる

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 東日本大震災や熊本地震の復興支援を目的とした同イベントは「なかのまちめぐり博覧会」の一環。東日本大震災発生後の2012(平成24)年から毎年開き、イベント収益の一部は東日本大震災と熊本地震復興支援のための義援金に充てるという。

 イベント当日は、バス運転士の制服を着て運転席で記念撮影ができる実物バス1台の展示、関東バスオリジナルグッズの販売やミニゲームコーナーのほか、東日本物産展、被災地の現在を伝える写真パネル展示、チャリティーバザー、ミニ縁日、飲食物販売も行う。関東バスのマスコットキャラクター「かんにゃん。」も駆け付ける。会場内の特設ステージでは、インドネシアの伝統芸能「ワヤン・ベベル」、ラテンアメリカ諸国の民族音楽「フォルクローレ」の演奏を予定する。

 開催時間は10時~15時。

 哲学堂公園は、東京大学で哲学を学び、妖怪博士の異名を取る井上円了(えんりょう)博士が1887(明治20)年に東洋大学の前身である哲学館を創立したことに始まる。1975(昭和50)年に中野区立公園となり、現在は東京都の名勝、中野区指定文化財で、本堂に東洋哲学の孔子と釈迦(しゃか)、西洋哲学のソクラテスとカントの四聖を世界的四哲人として祭るために建立された「四聖堂」と、日本の聖徳太子と菅原道真、中国の荘子と朱子、インドの龍樹(りゅうじゅ)と迦毘羅仙(かびらせん)を東洋六賢として祭るために建立した「六賢台」など、多くの古建築物が存在するほか、都内有数の「妖怪と出会える」スポットとしても有名。

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