東中野の映画館「ポレポレ東中野」併設のスペース&カフェ「ポレポレ坐」(中野区東中野4)で3月20日と21日の2日間、実験映画の上映イベント「Experimental film culture vol.2 in Japan ~ポレポレオルタナティブ」が開催される。
(関連フォト)実験映画の上映会「Experimental film culture vol.2 in Japan」ポスター
同イベントは、映像作家の鈴木光さんがキュレーションを務める映画上映イベント。2019年10月に吉祥寺「ArtCenterOngoing」で初開催し、第2弾として「ポレポレ東中野」の石川翔平さんと共同企画し開く。鈴木さん自身が制作活動を続ける中で生まれてきた二項対立「物語映画と非物語映画」「ドキュメンタリーとフィクショ ン」「インスタレーションと上映」「コンテンポラリーアー トと映画」「実験映画とドキュメンタリー」は、どのように対立しているのか、そもそも対立しているのではなく共存できるのか、その間を見つめることのできる作品を集めたという。ドイツ滞在経験の長い鈴木さんの交友関係で、ベルリン映画祭フォーラム部門などの上映作品を中心に、内外、新旧、多様な実験映画を上映する。
上映作品は、鈴木さんの作品「安楽島」「Michiko」、イヴァン・マルコヴィッチさん&リンフェン・ウさんの「From tomorrow on, I will」、デボラ・ストラトマンさんの「Vever, for Barbara」、大木裕之さんの「優勝-Renaissance、メリーナ・パフンディさんの「Futuro, un film griego-argentino」、シェリー・シルヴァーさんの「A tiny place that is hard to touch」、ベアント・ルツェラーさんの「Camera Threat」、仲本拡史さんの「仲本拡史監督作品特集(7作品)」、西澤諭志さんの「百光」、斎藤玲児さんの「23-3」、シルヴィア・シェデルバウアーさんの「Wishing Well」、ダーン・コムリエンさんの「All the Cities of the North」。
入場料金や上映時間、ゲストによるアフタートーク情報はホームページで確認できる。