中野区は現在、社会の課題や地域の現状などを学ぶ「なかの生涯学習大学」の受講申し込みを受け付けている。
55歳~82歳の区民を対象に、学び合い、地域の仲間をつくり活動するための同大学。学校教育法等で定める正規の大学ではないが、高齢者の豊かな経験を生かして、仲間づくりや地域・社会活動をスタートできるよう、現代社会の課題や地域の現状などを3年間学習する。2020年度の実施に当たり、新たな受講生となる第1学年を200人募集している。
5月14日には一般社団法人とちぎ市民協働研究会の広瀬隆人代表理事が開校記念講演を、7月22日には気象予報士・防災士・俳優の木原実さんが合同学習を行うことが決定している(ただし新型コロナウイルスの影響で内容などを変更する場合もある)。
受講会場は「なかのZERO(もみじ山文化センター)」(中野区中野2)。受講料は年間5,000円。授業の開催は5月~12月、全22回。授業の時間は原則木曜の13時30分~15時30分。申し込みはインターネット申請か往復はがきによる郵送で受け付ける。募集受付は4月17日まで。応募多数時は抽選。