大久保通りと山手通りの交わる宮下交差点近くの中野の書道教室「佳玄会(かげんかい)」(中野区中央2)が4月13日、オンラインによるリモート授業を開始した。
主宰の八ツ田佳子さん(奎星会所属)が2014(平成26)年5月に書道教室を始め、2019年5月に常設教室をオープンした同教室。八ツ田さんは「新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言がされた。100平方メートル以下の学習塾は営業自粛要請には含まれないとのことで、わが教室もそれに順じると判断したが、感染拡大の防止と教室維持運営に鑑み、13日以降しばらくはオンライン書道教室とした」と言う。
オンラインによるリモート授業は、一般部はホームページにアップしている動画やお手本などを見て自主的に取り組み、書いた作品を郵送か持参かで教室に届け、八ツ田さんが添削して返す形。その際、ビデオ通話や添削映像を送信して添削指導を行う。さらにオンライン会議ツールを利用して、映像と音声で授業を進める。
八ツ田さんは「外出自粛が続いているが、個別の要望になるべく応えられるように考えていくのでなんでも相談いただきたい。不安な毎日が続いているが、何かに集中すると嫌なことも忘れるはず。工夫しながら時を過ごし、この困難の収束を祈る」と話す。
受講方法や授業スケジュールはホームページで確認できる。