JR中野駅北口ふれあいロードに6月18日、イクラ専門店「北海道産シャリイクラ IKURA STAND(イクラスタンド)」(中野区中野5)がプレオープンした。
北海道最北端の宗谷岬東側に位置する枝幸(えさし)から毎日直送される天然ホタテを提供するためにOrlandoJapan社(北海道枝幸郡)を設立し、2018(平成30)年4月1日には新井2丁目の中野通りにホタテ専門店「ホタテん家(ほたてんち)」をオープンした。社長の大須賀健太さんは「ホタテを求めて北海道や海外の漁港や市場をいろいろと歩いているとき、北海道斜里(しゃり)郡の漁師仲間から紹介された斜里産のイクラの味や弾力、美しさに感銘を受け、東京で紹介したいと思った。斜里産なのでシャリイクラと命名した」と言う。席数は6席で、要望があれば10席ほどある2階席も開放する。
イクラメニューは、「イクラこぼれ(1人前)」(1,200円)、「イクラこぼれ(3人~4人)」(3,800円)、「イクラすくい丼(小、ポイで2度すくえる)」(1,600円)、「イクラすくい(大、ポイで4回すくえる)」(3,200円)。「ウニ」「ホタテ」「シラス」「サーモン」などのトッピング(別料金)も用意し、10グラム120円でイクラの量り売りも行う。ドリンクメニューはビール類、ハイボール類、焼酎類、ワイン、サワー類、日本酒類をそろえる。
シャリイクラ丼を週1回食べられ、その他メニューの会計が15%引きとなる「イクラ100%コース」(月額5,000円)、イクラを食べてダイエットプログラムが受けられ、その他メニューの会計が15%引きとなる「イクラダイエットコース」(月額1万円)の「イクラスタンド会員」も募集している。
大須賀さんは「コロナの影響で、なかなか本来の街の姿には戻ることが難しいが、自分が受けたシャリイクラの衝撃を中野の皆さんに味わっていただきたい。コロナ禍の今まさしく新しい飲食店の姿を創造していかなくてはならないと思っている。サブスクもテークアウトの量り売りも模索しながら挑戦していきたい」と話す。
営業時間は17時~23時。火曜定休。グランドオープンは8月1日(「ホタテん家」復活までの期間限定)。