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新井薬師前のスタジオでコンテンポラリーダンサーとガーデナーによるインスタレーション開催

4日間生息するコンテンポラリーダンサー奥野美和とガーデナー田中菜穂子のコラボレーション

4日間生息するコンテンポラリーダンサー奥野美和とガーデナー田中菜穂子のコラボレーション

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 コンテンポラリーダンサー奥野美和さんとガーデナー田中菜穂子さんによるインスタレーション「ガラスの向こうの巣」が10月7日から4日間、新井薬師前駅近くの廃業した写真館をリノベーションしたギャラリー&バー「スタジオ35分」(中野区上高田5)で展開される。

(関連フォト)「スタジオ35分」外観

 ガラス一枚で路面から隔てられた同ギャラリー内には、田中菜穂子さんの手による大きな鳥の巣が出現し、奥野さんは4日間にわたり、この「巣」の中で身体表現を模索しつつ「生きもの」として滞在する。植物に囲まれた空間は、日を追うごとに変わる色や香りに加え、奥野さんが住まいを整え、身繕いし、生きものとして干渉することによっても変化するという。

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 田中さんは「奥野美和のダンスを見る時、私は自然の中に放り込まれたような感情に包まれる。呼吸し、揺れ、揺らされ、停止し、また変化する。彼女の身体表現を通し見えてくるのは、あらゆる生きものの根源の姿のように思える。今回作る巣は直径1.6メートル、展示空間の奥行きは2.5メートル。自分もまた自然。変化を避けられない生きものの、儚さ、美しさ。都市の、透明なガラスで区切られた空間で、鑑賞者、表現者それぞれに、その感覚を捕まえることができれは」とコメント。奥野さんは「『自分では無い何か』に同調し変貌する。その行為は彼女にとって現実と向き合いながら自分とは、人間とは何者かを問う作業。環境やその変化に対し繊細に反応する人間のカラダ。『家』から『巣』へと環境が変わることで、自分はナニモノになるのか。自然・生物・人間・動物の境界に触れ、嘘をつけないカラダの声をより深く聴く4日間となる」(原文ママ)と言う。

 開催時間は17時~22時(巣に生息する奥野さんのダンスパフォーマンスは19時~20時10分、6人限定、1,500円+1ドリンクオーダー、ウェブサイトから要予約)。10月10日まで。新型コロナウイルスの状況によって変更の可能性あり、詳しくはホームページやSNSで伝える。

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